「1番高いの持ってきて!」は不正解! 基本のキャンプギアの正しい選び方

AUTO MESSE WEB
2022.04.10 11:40
値段ではなく自分に合ったものをきちんと選びたい
 嬉しいほどの春爛漫、キャンプが楽しい季節になりました。以前、このコラムでも書いたように、これからキャンプを始めようとするならば、最初はレンタルのキャンプ用品を活用して「リアルなお試し」を体験するのが賢い方法。キャンプ道具が欲しいからといって勢いで買ってしまうと後悔することも多く、不満を感じながらのキャンプはストレスの原因になってしまいます。
 とくにテントは自分のイメージにあった広さを体感することが重要で、ソロキャンプであっても狭いスペースが苦手な場合には2~3人用のテントが快適に感じられることもあります。また、家族でのファミリーキャンプの場合には広さを把握するのは意外と難しく、家族の体格やテントの形状などによって表示されている人数とは違ってしまう場合も少なくありません。キャンプの重要なベース基地となるテントは最適なものを選び、納得をした上で購入することをおすすめします。
 テント選びがしっかりと決まったなら、次はキャンプを楽しむギアに目を向けましょう。キャンプを一生の趣味とするのなら、ギア選びを妥協することは得策ではありません。本当に欲しいモノ、長く使えるモノを選ぶことが大切。後々、買い替えてしまうのであれば多少高価でも良いモノを選び、長く使い続けることでコストパフォーマンスが上がるということです。キャンプは趣味の世界ですから値段だけではなく、所有欲を満たし自分の思いが込められるアイテムを選ぶことが重要です。
1:チェア選び
 これからキャンプを始めようというビギナーなら、最初に悩むべきはチェア選び。キャンプ場では椅子に座る時間が長いこともあり、チェアは重要な存在になるからです。一脚数万円もする憧れのカーミットから、数千円で手に入るリーズナブルなチェアまで星の数ほど存在するのがチェアの世界。そのなかで自分に合った座り心地、長く使うことができる耐久性、壊れたときに修理ができるメーカーの信頼性などを考慮した上で選ぶことをおすすめします。
2:シュラフ選び
 テントを手に入れたのであれば、宿泊のために必要になるのがシュラフです。シュラフ選びは意外と難しく、シーズンに合わせた使用温度目安(下限温度/快適睡眠温度域)を間違わないようにすることが重要。夏はブランケットで済ませるとして、春や秋の冷え込みを予想した温度帯を選ぶことで、3シーズンの使用が可能になります。
 もちろん、厳寒期の冬にキャンプをするのであれば冬用を用意するか、インナーシュラフなどを追加しなければなりません。ここではキャンプビギナーに向けたコラムとして3シーズンを使えるシュラフをおすすめします。
 また、シュラフにはマミー型と呼ばれる頭まで全身をタイトに包み込むタイプや、布団をふたつ折りにした封筒型と呼ばれるものがあり、マミー型は比較的コンパクトに収納ができ、封筒型は広げておけばラグマットとしても使えます。軽量で暖かいダウン素材や比較的リーズナブルな綿/ポリエステルなど、使用される素材のチェックもお忘れなく。
3:バーナー選び
 キャンプにとって料理ができる調理道具は重要なもの。ソロキャンプであればシングルバーナー、ファミリーキャンプであればツーバーナーを手に入れましょう。もちろん、最初はシングルバーナーを手に入れ、そのあとにツーバーナーを追加するのが王道ですが、気をつけてほしいのは使用する燃料を揃えること。
 燃料は大きく分けて「ホワイトガソリン」と「ガス」のふたつが存在しますが、ガスを燃料にするアイテムにはカセットコンロにも使われるCB缶、アウトドア専用のOD缶があり、ランダムに選んでしまえば数種類の燃料を用意しなければならず、燃料が切れてしまったときに使い回すことができなくなります。バーナーやコンロを選ぶときに燃料を合わせることで荷物を減らすことができ、万が一の安心感にもつながります。
4:焚火台選び
 キャンプの醍醐味と言えば焚火です。正直な話、前項目で紹介したバーナーがあれば最低限の料理はできてしまうので、焚火台は「自己満足」になってしまいます。ですが、アウトドアという遊びの世界では「焚火」は欠かせない存在といっても過言ではありません。逆に焚火台を上手に活かせば、お湯が沸かせて料理もでき、暖が取れる暖房器具としても重宝します。
 昨今、焚火が大きなブームになっていることもあり、各アウトドアブランドだけでなくホームセンターでも優秀な焚火台がオリジナル商品として販売されています。煙の少ない二次燃焼機能を備えたものや、A4サイズのノート程度までコンパクトに収納できるアイテムもあり、選ぶ場合にはネットの口コミや評価を参考にすると良いでしょう。焚火台を使う場合には地面を焦がさないように配慮する、スパッタシートや灰受けを用意することがキャンパーのマナーになっています。
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