日本初の商品が2種類完成!「あわじのむらづくり」@淡路島

PR TIMES STORY
2022.04.01 10:07
こんにちは。合同会社ばとんの小菅(こすげ)です。


昨年、「April Dream」で、淡路島の南端・南あわじ市「灘白崎(なだしろさき)」にある最高に眺めの良い集落をリブートして、
様々なジャンルの人が何かに没頭する場所=「あわじのむら」を創りたい、という大それた構想を配信しました。
何故「あわじのむら」と呼んでいるかというと、南あわじ市という市名の平仮名を活かしたかったのと、何となく響きがかわいいと思ったからです。


この度、「あわじのむらづくり」を進める中で、日本初の商品が2種類も完成しました。そのいきさつを「あわじのむら日記」としてお伝えします。
あわじのむら日記 2021.11~2022.4
■2021.11.25(晴) あわじのむらで、無農薬みかんの収穫をお手伝い
昨年11月に、あわじのむらでみかん農家さんの収穫のお手伝いをさせていただきました。一緒に手伝ってくださったのは第一むらびとの方(後述。むらびととは、このプロジェクトに様々な角度から協力いただいてる方のことで、私が勝手にそう呼んでいます)。
▲収穫されたみかん。


灘白崎は、素晴らしい日当たりと急な勾配が特徴的な地形から柑橘類の栽培が盛ん。
みかんたちは、空からの日光と海からの反射光をたっぷり浴びてすくすくと育ちます。


ところが、今回実ったみかんは、獲るには獲るもののどこにも行き先がなく、
ご近所に分けて残ったら捨てるだけだそう…。
そんな馬鹿なと思いながら一ついただいてみると、これがべらぼうに美味しい!!


後から分かったことですが、このみかん、無農薬で栽培されているとのこと。
加えて、糖度が14.5度もあったのです。
一般的なメロンの糖度が14度といわれており、みかんの14.5度は物凄い数値です。
こんな美味しいみかんが、行き先なく朽ちていくだけなんて耐えられない!!


とはいえ、農家の方が「折角来たやけ」とにこにこ仰りながらくださった
50kg以上のみかん、自家消費できるレベルじゃない…。笑
さて、どうしよう!
■2021.12.9(曇り) 収穫したみかんを「発酵ジンジャーエール」に
自家消費できないなら商品開発だ!というわけで、最近にわかに知名度が上がっている
(埼玉のちょんまげ社長としてメディアに出まくっています)の周東代表ににその大半を預け、発酵ジンジャーエールにしてもらいました。
彼は高校からの親友でもあります。
    周東代表。醸造所では衛生管理のため、ちょんまげは見えず。




そして忙しい中作ってくれた発酵ジンジャーエール、お味の方は…
素晴らしく美味しい!「あれ…?ワインを造ってもらった覚えはないのだけれど…」と不安になるほど豊かな発酵の香り。灘白崎に吹く風のような爽やかさを感じられる仕上がりです。
周東社長は「ナチュラルワインみたいですよね。これでノンアルって信じられます?」とドヤ顔でした。


日本初の「無農薬みかんを使用した発酵ジンジャーエール」の完成です。
商品名は灘白崎をイメージして「White cliff swallowtail(ホワイト・クリフ・スワローテイル)」。
スワローテイルはアゲハ蝶のことで、みかんの花に集まる様子をイメージしています。
先日、南あわじ市を訪れた際にお世話になった方々にお裾分けし、農家の方にもお渡ししてきました。お口に合うと嬉しいなあ。
■2022.3.17(晴) 「あわじジビエめし」の完成
南あわじ市は、前述のとおり柑橘類などの果物の栽培が盛んですが、近年はジビエ類の活用も推進しています。


淡路島の森は90%が広葉樹林で、どんぐりが豊富。動物はその自然の恵みを食べて育ちます。しかし、近年は農作物への被害が深刻になってきました。
その話を聞き、持続可能な農業と地域の生活という観点から、島の恵みを美味しく召し上がっていただきたいと考え、南あわじ市内で獲れた猪を主原料とした「あわじジビエめし」という缶詰を開発しました。
炊きあがったご飯2合につき1缶を混ぜ込むだけで、南あわじ産イノシシと玉葱&陳皮&オレガノの爽やかな混ぜご飯が出来上がります。混ぜご飯だけでなくオムレツやパスタなど幅広くご利用いただけます。
日本初の「淡路島産猪肉100%の洋風混ぜご飯の素」の完成です。


レシピ開発は、勝手にあわじのむらびとに認定済みの、大井健司シェフにご協力いただきました。
大井健司シェフ
イタリアの星付レストランで1年間修行。帰国後スペイン料理の名店・神戸『Ca sento』の福本伸也シェフに師事。その後、フレンチ、和食、分子料理など幅広く経験。
2018年に麻布十番『Courage』のシェフに就任すると、イエローガイド『ゴエミヨ』に2年連続掲載、World bestrestaurant50のDiscovery受賞。その後西麻布のフレンチレストラン『ahill azabu』のシェフを経て、2022年に地元・茨城で独立。イタリア20州の郷土料理と多様な料理ジャンルの経験を活かしたイノベーティブ料理を提供しています。


大井シェフコメント
レストランでシェフを務める傍ら、フードロスを広く知っていただく為のイベントなども行っております。南あわじ市のジビエは非常に質が良いと感じており、商品開発を通じ南あわじ市の魅力を幅広く発信していければと考えています。
今回は、猪肉ミンチとワカメ、たっぷりの玉ねぎを使い塩ベースで仕上げました。陳皮やオレガノで香りを加え、爽やかで洋風な味と香りを楽しめます。海と山に挟まれた南あわじの土地をイメージした一品をぜひお楽しみください。
▲王道の混ぜご飯は洋風の爽やかな味   ▲パスタと和えても絶品


こちら、手前味噌ですが素晴らしく美味しいです…!
猪のミンチ肉にオレガノと陳皮、ワカメを加える、という大井さんの発想にまず脱帽です。写真にある混ぜご飯やパスタも絶品ですが、チーズトーストで一緒に焼いても抜群でした。
また、そのままでも最高のおつまみになるのでアウトドアにもぴったりだと思います。
サンプルもありますので気になった方はお気軽にご連絡ください。


TEL:050-3573-5810(合同会社ばとん)
Mail:
■2021.12.3(晴) 「ポストコロナ出口戦略構築事業」に採択
このように、少しずつむらづくりを進めていたら、気付いたら日本初の商品が2つも出来上がっていました。今後もこれに満足することなく様々な商品を開発していきます。


そしてゆくゆくは、自社として猪や鹿を捕らえることのできる獣害対策システム、具体的には、AIによる自動追い払いシステムの開発も計画しています。


そのため、昨年から複数回、野生動物の行動を撮影し、そのデータを蓄積しています。
この構想が兵庫県のポストコロナ出口戦略構築事業に採択され、研究用の備品を追加で購入しました。
この新アイテムたちを活用し、より高精度のデータセンシングを進めていきます。
また、この研究は、国立大学法人三重大学でフードシステム学を研究されている内藤助教と協働で進めております。そして内藤助教こそが「第一むらびと」、先述したみかんの収穫をお手伝いくださったのは内藤助教でした。内藤さん、その節はありがとうございました!
三重大学 内藤啓貴助教
三重大学にて、水産物及び農作業者の心拍などの生体情報を圧電効果を用いて簡易的に取得する技術、光学センシング技術を用いたフェノタイピングシステムの構築を中心に研究を行っています。また、嗜好品メーカーで得た食品の味香りに関わる成分の知見を活かして、それらの成分を迅速にセンシングし、食品の美味しさを可視化する技術の構築にも取り組みます。


内藤助教コメント
「Data driven でフードシステムに持続性と豊かさを」という考えのもと、三重大学フードシステム学研究室で研究活動を行なっています。シンニホン公式アンバサダーでもあります。アンバサダー同期の小菅さんとお話をする中で「あわじのむら」が描く「テクノロジーを使い倒して自然と共生しながら豊かに暮らす」未来図に私が目指す研究のゴールと共鳴するものを感じました。農食 × センサー × データサイエンスの領域で「あわじのむら」のお手伝いが出来たらと考えています。
多方面からの協力者=「あわじのむらびと」ご紹介
以上のように、あわじのむらづくりは現段階では「新商品開発」にフォーカスを置いて少しずつ進めています。今後は、集落の空き家の活用も含め、よりむらに根差した展開をしていければと考えています。


また、クラフト醸造家や新進気鋭のシェフ、若き研究者など、非常に多岐にわたるジャンルのむらびと(繰り返しますが、わたしが勝手に認定しているだけです)が携わってくださっているのが本プロジェクトの特徴です。折角なので、上記以外のむらびとたちをご紹介させてください。
▲兵庫県立大学 後藤忠徳教授        ▲滋賀大学 安藤哲郎准教授


後藤教授のプロフィール
光の届かない地下を電磁波で照らし出し、防災・資源探査・遺跡調査・環境調査などに役立てるべく日夜奮闘中。科学技術最先端の向こう側に見えるのは、文系・理系の枠を超えた社会問題やその街の歴史でした!


安藤准教授のプロフィール
京都や物語の舞台を研究しつつ、成果を新たな旅の創出に応用しようと写真や新旧の地図を活用して出前授業などで話をしています。
最近、人文科学+自然科学の視点だとより面白い旅になると実感しています。新しい旅へ出かけましょう!




後藤教授と安藤准教授は、内藤助教と一緒に昨年11月に南あわじ灘地域並びに沼島の視察を実施していただきました。
後藤さんは地下探査技術開発、安藤さんは地理学が専門で、お二人合わせて「地面の上と下」のすべてが分かるような物凄いコンビネーションでした。お二人とも、海岸の岩の岩質やまちの地形などから歴史や風土を瞬く間に導き出され、同行したわたしは目からうろこの連続でした。
将来的には、そういった文化的・歴史的風土ならびにそれが培われた自然的背景をバックボーンとしたコンテンツ制作ができればと考えています。
ヨガコンダクター 松元理美さん
ヨガスタジオでのマネージャーを経て2010年株式会社MATSUMOTOを設立。2011年2月、東京・渋谷エリアでは初となる“溶岩盤”を使ったヨガスタジオ「SiMPLE」をオープン。2015年春2店舗目を福岡市天神エリアにオープン。2010年ミスユニバースJAPANファイナリストのビューティーキャンプ講師。第25回SASUKE出場者。ヨガ講師として大手企業の宣伝広告物や雑誌、TV番組、展示会、ラジオ、野外イベントなど多数出演。
現在3児の母。2019年10月1日付で子育てとヨガインストラクターの育成に専念するため会社の経営権を譲渡、経営から離れ現在はSiMPLEのアドバイザーとして活動中。


松元さんコメント
ここ数年で時代がガラリと変わり、今後の人生において一歩立ち止まって考えてみる方が増えたように思います。自然の一部になれるあわじのむらにおいて、特に都心部で仕事にプライベートに忙しく過ごしてきた方が、「瞑想」「ヨガ」「昔ながらの手仕事」「本当の静けさの中での睡眠」など自分と向き合えるようなワークショップ、リトリートを行いたいと考えています。




松元さんはもともととても素敵なヨガインストラクターで、最近はインストラクターさんの育成などを手掛ける「ヨガコンダクター」として活躍されています。外からあわじのむらにやってきた方は勿論、現地の方々ともヨガを通じて交流が図れたら、と考えています。
サウンドクリエイター 若狭真司さん
和声法、作曲法の基礎を現代音楽作曲家の徳備康純氏に、小野瀬雅生バンド (ex ク レイジーケンバンド ) のギタリストで、TVCM やゲーム音楽のア レンジャーとしても活躍する須藤祐氏にアレンジを学ぶ。2016 年より自身が代表を務める「未音制作所 (ひつじおとせいさくじょ)」を開業。各種の広告媒体、展示会やファッション ショー、イベントへの音楽提供、演出を中心にその活動の幅を広げている。また、映像作家とのアート / エレクトロユニット「SEMIOSIS」を結成。Spotify や itunes 上で北米、メキシコ、ベルリン等海外を中心に3万以上のリスナーを獲得し、新たな音を提供し続けている。
デザイナー 渡辺佑介さん
NECデザインセンターにてプロダクトデザイン/サービスデザインに従事。グローバルな観点で社会価値を創造する新規事業開発に携わる。​2016年、デザインオフィス“ WD ”を設立。2017年、自社アクセサリーブランド“L.W”をスタート。
2015 SOCIAL DESIGN AWARD入賞。2015 ELECOM Design Competition 2 グランプリ受賞。2015 NEWSED UPCYCLE DESIGN AWARD2015 審査員賞受賞。2016年千葉工業大学 非常勤講師着任。2017- 女子美術大学非常勤講師着任。2018 German Design Award。2019 Special Mention 受賞。
プロダクトデザイナー/アートディレクター 黒野真吾さん
フランスでデザインを学び、帰国後国内のデザイン事務所を経て独立。企業やブランドのロゴ・アイデンティティ、広告、グラフィック、プロダクトやインテリア、ウェブなど、そのプロジェクトに於いて価値を高めるために必要とされる媒体の企画・制作を行う。
一気通貫したアプローチによるブレないプロジェクト構築を得意とする。




とても尊敬しているクリエイターの方々です。中でも若狭さんは、2019年1月に初めて灘白崎を訪れた時にご一緒していて、そのときの会話からあわじのむらプロジェクトに繋がっているので非常に感慨深いです。
これから様々な形であわじのむらコンテンツを制作していく中で、若狭さん、渡辺さん、黒野さんの才能が遺憾なく発揮されると考えています。是非楽しみにお待ちいただければと思います。
今後の計画
このように、本当に多岐にわたるジャンルの方々が参画してくださっています。
今春以降も、南あわじ市内の農業法人や窯業(瓦)事業者と協働で更なる新商品を開発していく予定です。


あわじのむらプロジェクトは、一朝一夕で完成するプロジェクトではありませんが、ゆっくり着実に進んでいます。これからも応援していただけたら幸いです。

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