アジアンテイストの部屋でひとつ上のリラックス空間――インテリアはどう選ぶ?
Log Renove
2020.11.23 20:00
海外旅行をすることが難しい昨今。海外旅行が好きな方、海外に憧れがある方にとって、家具やインテリアで旅行気分を味わえれば自宅で過ごす時間が充実します。とくにアジアンリゾートや海辺のホテルのようなリラックスした空間を自宅に取り入れたいと考えている方は多いはず。今回は、アジアンテイストの部屋を実現するコーディネート方法について説明します。
アジアンテイストの特徴
まずは、アジアンテイストの特徴について理解しておくと失敗せずにすみます。アジアンテイストのインテリアで大切なのは、ナチュラルな素材やイメージを大事にすること。アジアンインテリアのなかでも、イメージはいくつかに分類されます。代表的なスタイルを紹介します。
アジアンモダン
ソファと間接照明にアジアン素材を取り入れたモダンスタイルの部屋
アジアンインテリアのなかでも、ナチュラルな雰囲気と近代的でスタイリッシュなイメージを兼ねそろえたスタイルが「アジアンモダン」です。すべてのインテリアをアジアン風でそろえる必要がなく、一部のインテリアにアジアンテイストを取り入れればいいので、コーディネートのハードルもさほど高くありません。シンプルな作りの多い日本の住宅でも取り入れやすいスタイルです。
アジアンリゾート
アジアンリゾート風は、全体的に自然素材のインテリアでまとめ、グリーンを取り入れたり、低めの家具を選ぶなど、オープンなイメージ。まさしく、リゾートホテルや海辺のコテージのような雰囲気を目指すものですので、アジアンモダンと比べると、家具選びや内装のコーディネートにおいて若干ハードルが上がります。
部屋の全体感を決めるコツ・ポイント
アジアン風の家具を取り入れるだけでは、おしゃれなアジアンインテリアの部屋にはなりません。全体的な統一感がなければ、せっかく用意したアジアンテイストの家具や小物が部屋で浮いてしまうことも。アジアンインテリアで失敗しないコツを紹介します。
ナチュラルな色をベースカラーにする
アジアンインテリアをうまくコーディネートするには、部屋のベースカラー(壁、天井、床など部屋の大半を占める部分の色)をナチュラルカラーにすること。白やブラウン、ベージュといった自然な色合いを基調にします。自然界に多く存在する色味ですので、リラックス感を誘ってくれます。
黒やグレーをベースカラーにしてしまうと、開放感とリラックス感が薄れ、都会的な印象になってしまいます。アジアンモダンであれば、一部の壁に黒やグレーを取り入れるのもひとつの方法としてあります。
自然素材を選ぶ
ラタン素材のチェアやテーブルは部屋のアジアンテイストが強まるのでおすすめ
アジアンインテリアでは、家具類はなるべく自然素材のものを選ぶのがポイントです。椅子やソファ、テーブルは、ラタン製・木製のものがおすすめ。基本であるナチュラル素材の割合が不足すると、アジアンインテリアのイメージから離れていってしまいます。
空間に余裕を持たせて広々と
部屋をアジアンテイストにするなら、余裕ある空間を確保して広々と見せる工夫が大事。リラックスできる空間を目指すには、家具や雑貨がぎゅっと詰まった雑多な感じは避けたいところ。空間に余白を残し、ゆったり感を作ることがアジアンインテリアには必要です。
低めのインテリアを選ぶ
上記でも触れた通り、広い空間を感じさせるために、インテリアは低めのものを選びましょう。高い家具類は圧迫感があります。アジアンインテリアでよく使われる色、「ダークブラウン」の家具は、それだけで存在感があります。できるだけ高さをおさえれば、強いカラーのものでも視界を遮らないため、部屋をすっきりとした印象にできます。
アジアン雑貨を取り入れる
小物雑貨は部屋とのバランスが大事なので、インテリアが全体的にまとまってから飾るのがコツ
アジアンインテリアに欠かせないのが、アジアン雑貨。日本にはアジアン雑貨店が多くあり、種類が豊富で値段も安いので、気軽に取り入れることができます。何をどう飾ればいいのかわからない場合、タペストリーや壁掛けから取り入れてみてください。目が行きやすい壁を装飾することで、アジアン風の印象をあたえることができます。
最初からオブジェなどの小物ばかり集めてしまうと、うまくディスプレイできずにごちゃついた印象をあたえてしまいます。部屋が全体的にまとまってきたら、オブジェのディスプレイに挑戦しましょう。コツは、「雑貨の数はひかえめにすること」と「左右対称に配置すること」です。こうすると、すっきりとおしゃれに飾ることができます。
【アジアンリゾート】観葉植物や花を飾る
アジアンリゾート風を目指すなら、観葉植物や生花(もしくは造花)は必須アイテム。アジアンリゾートといえばバリを思い浮かべる方も多いはず。バリのような海辺の雰囲気を出すには、植物や花がぴったりのアイテムです。
もちろん本物を飾るのが一番おすすめですが、どうしても植物や花には季節がありますし、日本の気候ではうまく育たないものもあります。その点、フェイクグリーンや造花なら、うっかりと枯らしてしまうことはありませんし、一年中アジアンな雰囲気を楽しめます。
人気の観葉植物など、詳しくはこちら。
【アジアンモダン】アイアン、プラスチック、ガラスなどの素材を取り入れる
アジアンインテリアを「モダン風」に仕上げたいなら、自然素材のもののなかに、アイアン素材やプラスチック素材、ガラス素材をプラスしてみてください。天然素材だけでなく、近代的な素材が加わることで、ちょっぴりシャープに仕上がります。
椅子やソファの足部分がアイアン素材なら、モダンな要素が加わります。家具の一部が透明なプラスチックやガラスなら、モダンな印象を与えつつもアジアンな雰囲気を壊しません。
インテリア別の選び方
では、ここからは、アジアンインテリアの具体的な選び方について見ていきましょう。インテリアごとにどこを見て選べばいいのか、おすすめのポイントを紹介します。
ソファ・テーブル
アジアンインテリアに取り入れるソファやテーブルは、何と言っても自然素材がベストです。ナチュラルな素材は、それだけでリラックス感を与えてくれます。色味はブラウンやベージュなど落ち着いた色味をチョイスして。全体のバランスによっては、海を思わせるブルーや、エキゾチックな印象のパープルなどもおすすめ。
ワンルームや1Kなどひとり暮らしの部屋でも、ソファやテーブルを自然素材のものにすれば、あとはアジアン雑貨を数点飾るだけでもアジアンな雰囲気を演出できます。
カーテン
カーテンはオフホワイトやベージュが他の家具と合わせやすくておすすめ。ナチュラル感が重要ですので、奇抜な色を使うのは若干ハードルが高いですが、ソファなどの大型家具と相性がいいものを選べば大丈夫。個性を出すのなら木製のすだれやブラインド、竹製のロールスクリーンもステキです。
クッション
クッションはアクセントとしてオリエンタルカラーを取り入れると部屋が引き締まり、エキゾチックな印象をあたえる
クッションは、インテリアにアクセントを添えてくれるものです。アジアンリゾートの場合はファブリックはリネンやコットンなどの素材がしっくりきます。アジアンモダンであればサテン素材もエキゾチックな印象をあたえてくれるのでおすすめ。
クッションなどの小さなインテリアはアクセントカラーとして印象の強いものを選ぶと部屋が引き締まります。差し色としてオリエンタルカラーを選んだり、オリエンタルな花柄や総柄を取り入れてもうるさい印象にはなりません。
照明
アジアンインテリアには、リラックス感のある間接照明やランプがマッチします。木を削り出したシェードの隙間から漏れ出るあかりは、どこかエキゾチックで魅力的。天井から吊り下げるペンダントライトなら、竹を編んだものやシェル素材を組み合わせた華やかなランプシェードも素敵です。
間接照明について詳しくはこちら。
ラグマット
ラグマットも、アジアンインテリアを彩るアイテムです。こちらもクッションと同様、アクセントカラーや柄物を選べば部屋が引き締まります。印象の強いものを選ぶのならクッションやソファとマッチするかどうかに注意してください。麻(ジュート)素材のラグは、足元涼やかに過ごせます。
【空間別】インテリアコーディネートのコツ
ここからは、部屋ごと、スペースごとにアジアンインテリアを素敵にコーディネートするコツを紹介します。レイアウトの参考にして魅力的な空間を目指してみては。
リビング
リビングの主役は、やはりナチュラルカラーのソファとテーブル。そこに大きめの観葉植物を置けば、彩を添えてくれます。カーテンは薄めのカラーやブラインドなどで光を多く取り入れるようにすれば、明るくて華やかなリビングに。リビングに広い壁があれば、アジアンなウォールデコレーションを飾ればホテルのような雰囲気になるのでおすすめ。
玄関
玄関の下駄箱の上にものを置くスペースがあれば、そこにアジアン雑貨をかざりましょう。玄関はその家の第一印象となる場所。部屋の扉を開けてすぐにアジアンな空間を味わえれば、来客からの印象も変わります。壁にアジアン柄のタペストリーをたらすのもgood。あまり広い空間ではないからこそ、小物や色使いでアジアンを演出しましょう。
寝室
ダークブラウンの木製フレームのベッドに天蓋をかけて、クッションにエキゾチックな柄を取り入れればまるでホテル
色柄を丁寧に選べば、リラックスムード満点の寝室ができあがります。ゆっくりと休むために、ダークブラウンの比率を増やすのがおすすめ。少々重めの印象でも、寝室であれば落ち着いた空間になります。天蓋をつければ一気にリゾートホテルの気分に。寝室は思い切りアジアンインテリアを楽しめる場所です。
キッチン
キッチンは、白の比率を多めにするとより清潔感が出ます。チェアはダークブラウンと金属の組み合わせでスタイリッシュなモダンスタイルに。カウンター周りにアクセントとなる植物を数種類置けば、リゾートホテルのバーカウンターのような空間が楽しめます。
バス・トイレ
トイレやバスルームなどの狭い空間はアレンジがしやすく、小物にアジアンインテリアを取り入れることが有効です。タオルの収納かごや鏡のフレームにアジアンテイストを取り入れれば、それだけでアジアンな雰囲気を漂わせてくれます。
和室
和室にも、アジアンな雰囲気を持ち込むことができます。ダークブラウンの天然素材テーブルや円座を用意すれば、それだけでアジアンな印象を生み出せます。ふすまを取ってしまって、のれんをたらすと雰囲気が出ておすすめ。畳の部屋でも、工夫次第でアジアンテイストにアレンジできます。
【テーマ別】アジアンテイストのパターンを紹介
アジアンインテリアといっても、印象をいくつかのパターンに分類できます。アジアンインテリアの基本をおさえつつ、あなたなりのセンスをちょっとプラスすれば、自分だけの特別な部屋を作れます。
バリ風
南国リゾートといえば「バリ」。アジアンインテリアと耳にして、まずバリを思い浮かべる人は多いのでは。バリ風はエキゾチックな要素よりもナチュラルな要素を多く取り入れるのがおすすめ。
ベースの組み合わせに、南国を思わせる観葉植物や、バリ特有の柄の布製品などを取り入れれば、一気にバリ風の部屋にできます。日本の家屋にもなじみやすく、取り入れやすいインテリアテイストです。
オリエンタル
アジアンインテリアのなかでも、「オリエンタル」はエキゾチックな雰囲気があり、カラーを多く取り入れます。アジアンインテリアの基本をおさえつつ、モロッコ風や中国風の雑貨をあしらって異文化をブレンド。モザイクタイルやアクセントクロスを取り入れるのがおすすめ。
それでも雰囲気をごちゃつかせないコツは、色味のバランスを保つこと。やはりベースは白やダークブラウンでまとめ、ソファなど大物家具のベースカラーは1色、アクセントカラーは2色におさえてください。
ホテルライク
アジアンインテリアで最も高級感を演出できるのが「ホテルライク」。海外旅行へ行ったような錯覚を感じさせるホテルライクなあしらいは、多忙な日々を送る方に癒しを与えます。リゾート感満点のアジアンインテリアは、日常を特別なものに変えてくれます。
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