6畳1Kから始めるひとり暮らし。インテリアの選び方とレイアウト実例

Log Renove
2020.11.12 20:30
ひとり暮らしでよく選ばれる「6畳1K」の部屋。6畳といえば、比較的コンパクトな部屋ですが、レイアウトを工夫すれば快適に暮らせます。もちろん、インテリアにこだわることも可能。好きなものに囲まれた空間は、とても居心地がよく、リラックスして生活できます。
この記事では、6畳1Kの部屋を快適な空間にするコツやアイデアを紹介します。おしゃれなインテリアの実例も交えて解説します。
初めてのひとり暮らしといえば6畳1K
ひとり暮らしの間取りといえば「ワンルーム」「1K」「1DK」「1LDK」など、基本的にこの4つを基準にすすめられるでしょう。しかし、初めてのひとり暮らしの間取りを選ぶなら、圧倒的に1Kをおすすめします。なぜなら、家賃が安く、物件の数も多いからです。もっとも家賃が安いのはワンルームですが、その名のとおりキッチンも部屋の中にあります。それに対し1Kは、キッチンと部屋が分かれていて扉で区切られているため、衣類や布団にニオイがつきにくいのです。
実家が広く、広い空間で生活していた人にとって、6畳の部屋はコンパクトな印象が強いでしょう。しかし、1Kを選ぶときに6畳程度の広さが1番物件数が多いのです。コンパクトと思われがちな6畳の部屋でも、家具の配置をよく考えることで、快適な空間になるでしょう。
6畳レイアウト・インテリア選びのコツ
6畳1Kの部屋をすっきりおしゃれに、使いやすくレイアウトする方法とインテリアを選ぶコツについて解説します。和室でも洋室でも、どのような部屋でも基本的なコツは変わらないので、ここで解説する方法を自分の部屋に置き換えて考えてみましょう。
部屋の形、窓やドアの位置を把握する
同じ6畳の部屋でも、縦長の部屋や横長の部屋など、さまざまな部屋の形が存在します。もちろん、窓の位置やドアの位置もそれぞれ違うので、レイアウトやインテリアを考える前に、部屋の特徴をしっかり把握しておきましょう。
窓やドアの位置を考えずに家具を配置してしまうと、ベランダに出られなくなったり、窓が開けにくかったり、ドアからの出入りがしにくくなったりと、生活する上で不便なことがたくさん出てきます。「少し使いにくいけれど大丈夫」といって、生活動線を考えない配置をすると、小さなストレスが積み重なって住みにくい空間になってしまうのです。
動きにくい部屋は、体をぶつけたり、物を落としたりしてケガをする原因になることも考えられるので、とくに入り口付近には、余裕を持った家具の配置を心掛けて、自分の体のサイズにぴったり合った動きやすい部屋を目指しましょう。
大きな家具から決めていく
家具を置く場所は、大きな家具から決定していくのがレイアウトの基本です。ひとり暮らしで欠かせないベッドやテレビボード、収納家具など、生活の基本となる大きな家具を配置すれば、ローテーブルやソファが置けるかイメージしやすくなります。
大きな家具は、部屋の真ん中に配置するのではなく、壁側に寄せて配置すると部屋のスペースを有効活用できます。引越しなどで家具を新調する場合は、6畳の部屋を考えた家具のサイズを購入しましょう。ベッドならシングルを選ぶ、テレビボードは収納がたくさんついているタイプを選ぶなどの工夫をすれば、部屋を圧迫せずに済みます。
ライフスタイルに合わせて自分に必要なものを選別する
6畳という限られたスペースで、快適にリラックスして生活するには「必要なもの」を選別しなければなりません。人それぞれ必要なものの基準は違いますが、生活する上で自身が絶対に必要であるもの以外は、極力置かないようにするとすっきりとした部屋が完成します。
収納に関しても、多くのチェストは置けませんが、お気に入りのチェストを厳選して配置すると自分にとって居心地のいい場所をつくれるでしょう。今一度自身のライフスタイルを振り返ってみて、「必要なもの」と「なくても支障がないもの」を選別してみてください。
家具の素材感・色合いに統一感をもたせる
部屋全体をすっきりと見せるためには、家具の素材や色合いに注目してみましょう。和室であれば、ふすまや畳などと合わせて和風の家具を選んで配置し、和モダンの部屋を目指すのもおすすめです。フローリングがホワイト系であれば家具もホワイトにする、ナチュラルな無垢材が使われているのであれば、家具も木のぬくもりを感じられるナチュラルな素材のもので合わせるなど、部屋全体の統一感を意識すると、バランスが良くおしゃれな雰囲気の部屋になります。部屋のテーマを決めてから、家具の購入をするようにしましょう。
6畳1Kの部屋を広く見せるためのポイント
テレビ台やテーブルは低いものを選ぶと部屋を広く見せることができる
6畳1Kの部屋は、乱雑に物を置いてしまうとゴチャついて足の踏み場もないような部屋になってしまいがちです。同じ6畳の部屋でも、家具の選び方や配置の仕方を工夫するだけで、圧迫感のない広い空間にできます。これから紹介する5つのポイントは、和室、洋室ともに有効ですので、どのタイプの部屋でも取り入れてみてください。少しでも快適に、広々と使える部屋にするために実践してみましょう。
直線的なシンプルなデザイン
凝ったデザインの家具も魅力的ですが、どうしても重厚感が出てしまいます。6畳の部屋を広く見せたいときは、できるだけシンプルで直線的なデザインを選ぶといいでしょう。直線的なデザインの家具は、圧迫感がなくスタイリッシュな雰囲気を演出してくれます。ベッドやソファ、テレビボードなど、大きな家具ほどシンプルなデザインのものを選びましょう。
家具は低め、小さめのものを選ぶ
家具も、部屋の広さに合わせて小さめのものを選びましょう。ダブルベッドや大きなテーブルは、部屋を圧迫してしまいます。家具は、低めのロータイプを選ぶようにしましょう。低い家具は、部屋を開放的に見せてくれる効果があります。選ぶ基準は、目線の高さより低い家具を選ぶこと。どうしても収納の関係で高い家具を置くのであれば、視線を遮らない部屋の角に置くなどして工夫しましょう。
収納を兼ねたインテリアを選ぶ
6畳という限られたスペースで、収納スペースの確保は重要なポイントです。必要なものを厳選するとはいえど、生活していくにはある程度の物を所有しなければなりません。元々収納スペースが用意してある1Kならいいですが、収納スペースを自分で確保しなければならない部屋が多いといえます。収納家具を改めて用意すると、その分部屋のスペースを圧迫してしまいますが、収納を兼ねたインテリアを活用すれば部屋のスペースを狭くせずに収納スペースを確保でき便利です。
生活動線を意識して配置する
一般的に暮らしやすい生活動線は、シンプルな直線が理想とされています。ドアから一直線でベランダに出られるというような、まっすぐの動線が確保できれば、部屋の中で動きが制限されないので負担がかかりません。部屋の入り口側に立って奥を見たときに、奥まで見渡せる部屋は直線の生活動線ができています。理想をいえば、人が通るところは60cm以上の幅を取るといいでしょう。スペースに余裕のある部屋は、掃除も行き届きやすく、清潔に保てます。
ベースカラーはホワイトやベージュなど明るい色がおすすめ
部屋のベースカラーを、ホワイトやベージュなどの明るい色にすると、広く感じるようになります。一般的な部屋の壁紙はホワイトであることが多いですが、配置する家具も明るめの色を選択するのをおすすめします。木の家具を置くならナチュラルカラーの明るい木材を使っているもの、グレーの家具を置きたいなら明るめのグレーを選ぶなどして工夫してみてください。フローリングの床が濃い色なら、明るい色味のラグを敷けば一気に明るい雰囲気にすることも可能です。
6畳1Kの部屋に必要なインテリア
シェルフや壁面収納を利用して本や小物を収納しよう
6畳1Kの部屋では、家具や持ち物などを厳選することを解説しましたが、次に具体的に必要なインテリアを紹介します。現在のインテリアと比べてみて、必要なものは揃っているかを確認してください。
ベッド
ひとり暮らしで置く家具の中で、もっとも大きいベッドは、生活の必需品といえます。ベッドはなくても布団があれば寝られますが、収納付きのベッドをひとつ置いておくと、掃除がしやすいのはもちろん、服や生活の備品を収納できてとても便利です。体の大きな人はともかく、標準体型であればシングルベッドで十分快適に寝られます。大きいベッドは魅力的ですが、その分部屋のスペースを圧迫してしまうので、シングルサイズがおすすめです。ロータイプのベッドを選ぶと、より部屋を広く見せられます。
収納
収納家具は、さまざまな物が販売されていますが、持ち物によって使いやすい家具は変わります。引き出し付きの収納は、ホコリや日光から収納物を守れるのでとても便利です。しかし、引き出しの深さ分のスペースが取れないときは、中に収納している物が出しにくくなってしまいます。
そんな場合は、収納棚を使いましょう。収納棚なら、引き出しがないのでそのまま物を置くことができます。小物が多い人は、シェルフや壁面収納を利用して、まとめておけば紛失せず片付けられ便利です。本がたくさんある人は、本棚を設置しましょう。本棚は背の高いものが多いので、部屋の角に置くなどして、視線の抜けを意識した配置を心掛けてください。
テーブル
テーブルは、食事をしたりメイクをしたりと、さまざまな用途に使える必要なものです。6畳の部屋では、大きなダイニングテーブルを置くことは難しいですが、小さなローテーブルなら部屋に圧迫感を与えずに置けます。こたつテーブルをセンターテーブルに選べば、冬はこたつとして使え、それ以外の季節は普通のテーブルとして活用できて便利です。
テレビ・テレビ台
テレビを部屋に置くときは、テレビ台(テレビボード)が必要です。6畳1Kの場合は、ベッドに座って、もしくは寝転がってテレビを見られる位置にテレビ台を設置するとリラックスしてテレビを視聴できます。チェアやソファを設置するなら、座って見られる位置に設置するのもおすすめです。
ラグ
フローリングが暗めの色でも、明るいラグを敷くだけで差し色となって、部屋全体を明るい部屋にしてくれます。ただし、部屋が狭い6畳1Kの場合、フローリング全体にラグを敷くのは避けましょう。ローテーブルの下に敷くなど、フローリングが見えるサイズにしないと、部屋が狭く見える原因になります。色とサイズに気をつけて、コーディネートしてください。
カーテン
カーテンは、ひとり暮らしの必須アイテムです。とくに女性の場合は、防犯面を考慮して、外から部屋の中を見られないように、分厚めのカーテンにしましょう。カーテンもラグと同様、手軽に部屋のイメージを変えてくれるアイテムです。

カーテンには、さまざまな種類がありますが、光を遮ってくれる遮光カーテンがおすすめです。日の光を遮り、デザインも豊富でリーズナブルな価格のものも販売されているからです。お気に入りのカーテンを探して、おしゃれなインテリアを目指しましょう。
6畳1Kの部屋に便利なインテリア
ひとり暮らしに必ずしも必要ではないけれど、あったら便利なインテリアグッズを紹介します。6畳という限られたスペースを有効活用するためにも、これから紹介する4つのアイテムを覚えておくと便利です。
仕切り
1Kでは、生活に必要な家具がひとつの部屋に混在しているため、乱雑に見えやすいもの。そこで、部屋をすっきりさせるために必要なのが「ゾーニング」と呼ばれるテクニック。ゾーニングは、部屋を仕切りで区切ることで、生活スペースにメリハリをつけます。1Kの場合は「アクティブスペース」と「リラックススペース」に分けるだけでもすっきりさせる効果が高いです。仕切りは、収納棚やカラーボックスを用いて区切ると、収納しながらスペースを分けることができます。
スツール
スツールとは、背もたれのついていないチェアのことです。スツールをひとつ持っていると、椅子としてだけでなく、サイドテーブルや足置きとしても使えるので、部屋でリラックスするときに便利です。フタを開けて中に収納できる収納付きスツールなら、高さがあってかさばる物も簡単に片付けられます。
ベッド下収納
部屋にベッドを置くなら、ベッド下に収納スペースがあるタイプが便利です。ベッド自体に引き出しがついているものも販売されています。パイプベッドなら下に空洞があるので、高さを合わせたチェストを置けばデッドスペースが収納スペースになります。クローゼットに入り切らない衣類や衣替えしたオフシーズンの衣類、掃除用具など、ライフスタイルに合わせて自由に変更可能です。
突っ張り棚、突っ張り棒
限られたスペースで上手く収納するには、壁面を上手く活用しましょう。突っ張り棒や突っ張り棚を設置すると、デッドスペースが収納に早変わりします。たとえば、壁の広さに合わせて突っ張り棒を設置し、そこにフックをかければ帽子や小物の収納が可能です。突っ張り棚にカゴを置いてその中にアクセサリーや小物をまとめる方法も便利です。物が多くて困っている人は、壁面も有効活用しましょう。
6畳1Kの部屋に置くのには工夫が必要なインテリア
6畳の限られたスペースでは、何でもかんでも置きたいという希望は叶いません。必要最小限のもので生活できればいいですが、人によっては生活必需品にプラスして置きたい家具もあるでしょう。一般的に6畳1Kでは、置けないのではないかと思われている家具も、工夫すれば置ける可能性があります。置きたい人が多いであろう、ソファ・ダイニングテーブル・デスクやドレッサーに絞って、どのように工夫すればいいのかを紹介します。
ソファ
ソファを置きたい場合は、家具のレイアウトを工夫しましょう。ベッドの頭側とソファの背もたれを同じ位置に向けて同じ壁につけます。ベッドとソファの間に間仕切りすると、部屋がすっきり見えやすいです。また、ベッドをソファよりも低いものにするとよりすっきり見えます。低いベッドを窓際に寄せれば、陽の光を遮らないので部屋の中を明るく見せられ、広い部屋に見えやすいのです。
それでも、やはりソファとベッドはどちらも大きな家具なので、どうしても部屋の面積を使いたくない場合は、ソファを諦めて座椅子にするか、ソファベッドを買って1台2役とするかのどちらかにしましょう。
ダイニングテーブル
ダイニングテーブルを置きたい場合は、背が低めでコンパクトなソファダイニングがおすすめです。ソファダイニングなら部屋に圧迫感を与えず、ソファまたはスツールでもチェア代わりにできます。ダイニングにだけ使うのではなく、デスクと兼用して使うようにすれば無駄がありません。
デスクやドレッサー
デスクやドレッサーを置きたいときは、必ず壁につけて置くようにしましょう。できるだけ省スペースでも置けるサイズを選んで、チェアを収納できるように工夫してください。空いているスペースを測って、サイズ優先で選べば、部屋の邪魔になりません。万が一、部屋のスペースに合うサイズがない場合は、DIYに挑戦してもいいかもしれません。
どうしても置きたい場合は他の家具をあきらめることも検討しよう
部屋のスペースが限られているので、置きたい家具をすべて置けるわけではありません。置きたい家具がある場合は、何かをあきらめる代わりとして置くようにしましょう。もし、クローゼットがある程度広い場合は、収納家具を置く必要がないため、その分別の家具を置ける可能性が高いです。今一度、部屋の間取りを確認しながら、無駄なものはないか、何が必要であるかを慎重に検討してください。
6畳1Kのおしゃれなコーディネート実例
6畳1Kで、おしゃれなインテリアを楽しんでいる人はたくさんいます。実際に完成しているレイアウト例を見ながら、自分の好みに合ったものは積極的に取り入れていきましょう。さまざまなおしゃれコーディネートの方法があるので、楽しみながら実践してみてください。
素材感のまとめられたナチュラルな部屋
木製の家具に天然素材のジュードラグを敷けば、ナチュラルでおしゃれなインテリアが完成します。ベッドのリネンやカーテンなどのファブリック製品も、ホワイトやアイボリーで揃えれば、清潔感のある明るくやさしい雰囲気が出せて、部屋にいても気分が上向きに。小物収納には、同じく天然素材が使われたカゴを活用すれば、すっきりまとまった温かみあふれる部屋を作れます。
ビーズクッションがあればリラックス空間に
体の形にあわせて、包み込むように変形するビーズクッションは、部屋の一角にあるだけでリラックス空間となります。テレビを見るときや本を読むときなど、さまざまなシーンで利用でき、さらにソファとは違って軽いので、移動も簡単です。さまざまなカラーが販売されているので、部屋のインテリアに合わせて購入しましょう。部屋のアクセントとして、ビビッドカラーを取り入れるのもいいでしょう。
クールとナチュラルがバランスよくミックスされた部屋
男前カラーのブラックや濃いブラウンのインテリアが好みの人は、部屋の中に観葉植物やフェイクグリーンを置いてみましょう。ずっしりと重量感のある堅い雰囲気の部屋が少し和らいで、癒やしの空間になります。すべての家具を濃い色にするのではなく、カーテンや間接照明は明るいホワイトを持ってくると、暗くなりすぎないおしゃれな部屋の完成です。適度な「抜け感」を意識しながら、クールなミックスインテリアを楽しみましょう。
スチールラックにつけられたレースカーテンがおしゃれ
スチールラックは、多くのものを収納するのに、非常に便利な収納家具ですが、どうしてもシンプルがゆえに味気ない部屋になりがちです。しかし、無機質な印象のスチールラックも、レースカーテンをつければふんわりかわいい印象になります。ハンガーラックタイプのスチールラックに服を掛けて、やさしいレースカーテンを外側に設置すれば、一気に女性らしい雰囲気になるでしょう。
ホワイト系でまとめられた部屋
部屋全体をホワイト系で統一すれば、清潔感あふれるスタイリッシュな雰囲気になります。ホワイト系のインテリアは、どの季節にも合いますし、明るい空間は部屋を広く見せる効果があるのです。ホワイトにもさまざまな色味があるので、好みのホワイトで部屋に統一感を持たせてすっきりさせましょう。
観葉植物がバランスよく配置されたボタニカルな部屋
部屋の中に観葉植物を飾れば、ボタニカルな部屋の完成です。窓際に少し大きめの観葉植物を置くと、クリーンでおしゃれな印象になります。壁にフェイクグリーンのツタをはわせると、簡単にボタニカルな雰囲気がつくれますし、小さな多肉植物なら窓辺にも置きやすく管理も楽です。本物の観葉植物なら育てる楽しみも味わえます。
やわらかい間接照明でリラックスムードを演出
ベッド周辺に間接照明を置けば、ムードのあるリラックスできる空間に仕上がります。見た目にもおしゃれですし、日頃のストレスを癒せる部屋になるでしょう。間接照明のぼんやりとした明かりを感じながら、アロマを焚くのもおすすめです。
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