豊田エリーが全力でオススメ!「夏の偏愛映画7選」
antenna*
2020.08.03 10:00
Sponsored by WOWOW
この夏の過ごし方は決まりましたか?
久しぶりに旅行などに行きたい!と思う一方で、「まだ外出するタイミングじゃないなぁ…」という方も多いかもしれません。また、家で過ごす時間が増えたことで「家での過ごし方がマンネリ化しちゃって…」という悩みもありますよね。そこでantenna*的“夏の家時間の過ごし方”として、今回は「映画」をテーマにチョイス。映画好きで知られる豊田エリーさんを迎え、antenna*ユーザーのみなさんに、特にオススメしたい7作品を選んでもらいます。
優れた映画作品は、いつもと違う世界に私たちを連れていってくれますよ!
豊田エリー的、「夏に観るべき映画」7選!
自他共に認める映画好きで知られる豊田エリーさん。どれくらい映画好きなのか?というと、定期的に映画館に通うのはもちろん、自宅でも家事の合間に映画を観たり(むしろ“映画を観たいから家事をする”そう。笑)して、1日1本は映画を観ているそう。映画は、ライフスタイルとして生活と切っても切り離せない存在になっているようです。
今回は、そんな生粋の映画好きのエリーさんに、この夏「WOWOW」で観られる膨大な数の映画の中から、特にantenna*ユーザーのみなさんに薦めたい7本を厳選してもらいました。エリーさんが心から好きな7作品は、私たちの夏の家時間を、きっと楽しく彩ってくれますよ。
それでは、1作品ずつたっぷりとみどころを紹介していきます!
01 『ジュマンジ』/これから何が起きるか知らず、この映画が観られる人が羨ましい!
(c) 1995 TriStar Pictures, Inc. All Rights Reserved.
「この作品をこれから初めて観るという人がうらやましい。これから何が起こるかわからずに、この映画が観られるなんて!(笑)。もしできるなら全てを忘れて、また真っ白で観たい作品です」。

DVDも所有し、ご自身で何度も観ている大好きな作品だそうで、先日も1作目の『ジュマンジ』を、お子さんと一緒に観たといいます。

「改めて、すごくいい話だなぁ、って。子どもも大人も楽しめる、時代を感じさせないものがあるんですよね。小さい頃に観たときは、姉弟の視点で純粋な気持ちで楽しんだけど、大人になってから観たら、亡くなった父と子の絆を軸にした人間ドラマに心が動いて。特にいま観て面白いなと思うのは、現実世界でアラン少年が乗り越えるべき存在として描かれるアランの父親と、“ジュマンジ”の世界でアランが乗り越えるべき存在として描かれるハンターを同じ役者さんが演じていること。
そしてその少年を演じるのが、私が一番好きな俳優ロビン・ウィリアムズ!中年になったけど、精神的には子どものままのアラン少年を好演しています。彼が演じる少年の成長物語も、ストーリーと一緒に楽しんでください」
<作品情報>
『ジュマンジ』:8月29日(土) 午後 4:30~
奇妙で残酷なボードゲーム“ジュマンジ”の世界に巻き込まれた人々の運命を描く冒険ファンタジー。巨大なゾウやサイが突然出現したり、不意に周囲が大洪水になったりと、止まったコマが現実に変わる奇想天外なボードゲーム“ジュマンジ”。誰かがゴールするまで、命懸けの体験を続けなくてはならない残酷なゲームの世界に巻き込まれた人々の冒険を描く。
02 『空気人形』/20歳当時、この作品を初めて見たときの感覚が今も自分に中に残っています
(C)2009業田良家/小学館/『空気人形』製作委員会 / 写真:瀧本幹也
「是枝さんの作品は順位がつけられないぐらい好きなのですが、この作品への思いはやっぱりすごく強いです」。

エリーさんがこの映画を初めて観たのは20歳の頃。公開時に映画館で観たそうで、その時の感動がまだエリーさんの中にあるそうです。

「私は2009年の公開時に映画館で観て、空気人形が心を持ち、いろんな人とつながって、みんなが変化していく様子に痺れました。空気人形が心を持ったことで、世界にはきれいなものも、素敵なこともあると知っていくのですが、その「きれい」という言葉が心に迫りました。シェイクスピアの“きれいは汚い。汚いはきれい”に通じる概念を、こういうふうに伝えるんだって。また映画の中で“愛情”を表現するときに、空気を抜いて吹き込むのですが、それがまたいい。この愛情表現が、よりこの映画を素敵に見せています」。

当時この作品をご自身の状況に置き換えて観た、というエリーさん。初めて見たときの感覚・感動、自分の心の中に大事なことを残せたことの喜びが、今でもあるといいます。

「自分が孤独だなぁと思ったときや、周りにわかってくれる人がいないなって感じた時に、この作品を観てみてください。寄り添ってくれると思います」。
<作品情報>
『空気人形』:8月23日(日)午後11:00〜
「万引き家族」の是枝裕和監督が、韓国映画「グエムル 漢江の怪物」や日本映画「リンダ リンダ リンダ」で知られる韓国の女優ペ・ドゥナを主演に迎えた切ないファンタジー。男性を慰めるためのラブドールが突然心を持ち、人間の女性のように動き出す姿を描く。ヒロインの“空気人形”に扮し、ヌードもいとわぬ体当たりの熱演に挑んだペ・ドゥナの透明感あふれる美しさが出色。
03 『ウィーアーリトルゾンビーズ』/私の中にいる13〜14歳の頃の自分が、すごく喜ぶ作品!
(C)2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS
「落ち込んだときや、上司に嫌味言われたりして“大人って嫌だな”“ちっ、大人め!”って思ったときは、この映画を観て!笑」。

エリーさんにとって、この作品は観ると心強い気持ちになれる映画だといいます。

「この作品には名作へのリスペクト、映画愛がちりばめられているし、面白い映像・楽しい音楽がずっと流れていて…そう、おもちゃ箱みたいなんです。世界観が素晴らしいなって。ストーリーとしては親を亡くした子どもたち4人の話。彼らは感情が出せず心に蓋をしているのですが、一緒に音楽を作ったり、一緒にいるというだけで心を取り戻していきます。その姿に、“仲間っていいな。こんな素敵なわかり合える仲間が欲しいな”と、思わずにはいられません。自分の中にいる、13〜14歳ぐらいの自分が、すごく喜ぶ感じなんです」。

監督の長久允さんとは、この映画を撮る以前に、CMの仕事でお知り合いだったそう。

「それ以来、ずっと応援しているんです。短編を見て、映画撮ったの?ってびっくりして、サンダンスで賞をとって、さらにびっくり。活躍が嬉しくて、これからも追いかけたい監督です。どんな映画を撮っていくか楽しみです」。
<作品情報>
『ウィーアーリトルゾンビーズ』:8月2日(日)午後9:00〜/8月16日(日)深夜1:30〜※中止の場合あり
大手広告代理店・電通のCMディレクターとして活躍し、2017年の短編「そうして私たちはプールに金魚を、」が第33回サンダンス映画祭で短編映画部門グランプリを、日本映画として初受賞した長久監督が本作で長編デビュー。豪華キャストが共演したスタイリッシュでオフビートな青春音楽ムービー。第35回サンダンス映画祭で審査員特別賞に輝くなど、海外でも注目の的に。佐々木蔵之介、工藤夕貴、池松壮亮、永瀬正敏ら共演陣も充実。
04 『僕たちは希望という名の列車に乗った』/瑞々しいけど渋みもある。本当にいい映画を観たなぁ、という一本
(C) 2018 ZDF/akzente, zero one film, STUDIOCANAL und WUNDER WERK (C)Studiocanal GmbH Julia Terjung
「1人でゆっくり見てほしい。本当にいい映画で、学びもたくさんあるので、浸りながら観てほしいです」。

既出の3本と異なり、本作はつい最近観たそう。

「本作で描かれているのは、ベルリンの壁ができる前の冷戦下のドイツを舞台に、無意識に政治的タブーを犯してしまう学生たちの姿。事件をきっかけに、生徒たちの親と親の秘密も暴かれていき…と、派手な展開はないものの心理的に生徒たちが追い詰められていく様が、すごく丁寧に描かれます。若い役者さんたちも、みんな本当に素敵で、すごくいい映画を見たなという気持ちになりました。希望と不安が半々という終わり方も良かったですね」。

ある作品との出会いをきっかけとして、知識や興味の幅がひろがっていくのも、映画の良さだといいます。

「東西の冷戦時代の作品は、スパイもの恋愛ものも名作が多いのですが、この作品もまさにそう。こういう作品は、歴史も学べますよね。私自身、知らないことばっかりで…作品を観たあと調べたくなったし、いろいろと考えさせられました。楽しむのに加え、映画から何かを学びたい・得たいという時に、観てみてください」。
<作品情報>
『僕たちは希望という名の列車に乗った』:8月25日(火)午後7:00〜
東西冷戦下の東ドイツを舞台に、無意識のうちに政治的タブーを犯してしまった高校生たちに突きつけられる過酷な現実を、実話をもとに映画化した青春ドラマ。
1956年、国家による厳格な情報統制下、ハンガリーで起きた動乱事件を非合法な手段で知った東ドイツの高校生たちが、犠牲者に対して哀悼をささげようと授業中に黙祷を敢行。このわずか2分間の沈黙が反体制的行為と見なされ、みるみる事態が大ごとに。前途ある若者たちを窮地へ追い詰めていく。
05 『ターミネーター2』/『こんな面白い映画あるんだぜっ!』って、娘に得意げに観せられる
(c) 1991 STUDIOCANAL - All Rights Reserved
「(フィギュアをバッグから出して)じゃーん!ターミネーターシリーズ、そして特に『2』。これはもう〜テンション上がりますね!!」

子どもの頃に観てどハマりし、今でも大切にしている作品だといいます。

「シュワちゃん大好きだったんです。子どもの時にこの作品にハマって、シュワちゃんのフィギュアをおねだりして(笑)。大掃除のたびに親に、これはもういらないんじゃないの?って何度も何度も聞かれてきたんですけど、その度に阻止して、今も手元にあります」。
「シリーズの中でもやっぱり『2』は大傑作ですよね。今、ストーリーを思い出すだけで…噛み締められます。“ロボットと少年の友情”という物語も素晴らしくて。娘にもこの感動を味わってほしくて一緒に見たんですけど、やっぱり娘もはまりました!映画のラストでシュワちゃんが親指を立てるシーンがありますが、学校に行く時に、そのシーンを再現しながら玄関から消えていく、というのがブームになりました(笑)」。

今回、WOWOWでシリーズ全て放送すると知り、シリーズへの考え方が少し変わったというエリーさん。

「『1』から『2』の流れが最高すぎて、私の中で“このシリーズは『2』まで“という気持ちがあったのですが、WOWOWでシリーズ一挙放送すると知り…“ターミネーターシリーズは比べるんじゃなく、世界観に浸るのが正しい観方かも”って。シリーズ通して考えると時間軸が複雑で3つぐらいあるので、それを紐解きながら、ターミネーターの世界を楽しみましょう!」。
<作品情報>
『ターミネーター2』:8月15日(土)午後0:15〜
大ヒットSFアクションシリーズの第二作として、未来からやってきた殺人マシーン「ターミネーター」の惨劇から10年後の世界を描く。「ターミネーター」で悪役だったA・シュワルツェネッガーが、本作では味方として登場。数々の名シーン、名ゼリフを生んだ不朽の名作。
WOWOWでは、「タイタニック」「アバター」の巨匠J・キャメロン監督の出世作であり、A・シュワルツェネッガーが当たり役《ターミネーター》を初めて演じた第1作から35年以上人気を誇るSFアクション「ターミネーター」シリーズ全6作を、8月15日(土)に一挙放送!
06 『女王陛下のお気に入り』/劇場で観ながら、”私いま、すごい面白い映画を観ている”と思った作品
(C) 2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.
「この映画はもう“毒抜き”ですね、デトックスです(笑)。ほかの毒を見て、ニヤニヤしながら自分の毒を抜くんです。気持ちがドロドロしたときにどうぞ(笑)。」

そう笑顔で語るエリーさん。おしゃれムービーかと思いきや、想像以上のドロドロ具合がクセになるそう。

「そう。この映画はまずビジュアルが本当に素敵!それで、おしゃれムービーなのかな〜と思ったら、想像以上にドロドロ(笑)。でも、それが本当に面白い!観ているうちにどんどんテンションが高まって、“これはすごい面白い映画を観ているなあ”って。観ながらワクワクしました」。

ストーリーはもとより、登場する女優陣の演技が素晴らしいといいます。

「女王役の女優さんは本作で初めて知ったんですが、本当に素晴らしいんです。またエマ・ストーンはもともと好きだったのですが、本作でのドレス姿がものすごく似合っていて。表情だけのシーンでは、その目線がしびれるぐらい素敵で…さらに好きになりましたね。
作中、女王の寵愛を受けたい女性2人が狩猟をしながら駆け引きをするシーンがあるのですが、このシーンは最高でした。銃を持ち、“いつでも殺せる”というシチュエーションでにこやかに会話をしながら、腹の底では“こいつをどう始末するか”とお互いに牙をむきあっている…とても面白いシーンです。でも、ただドロドロなだけじゃなく、女王の孤独を描く奥深さもあって、これからきっと何度も観返すだろう作品です」。
<作品情報>
『女王陛下のお気に入り』:9月1日(火)〜5日(土)「ヴェネチア国際映画祭特集2020」内にて放送予定
18世紀初頭の華麗なイングランド王室を舞台に、女性同士が熾烈な愛憎劇を繰り広げるさまを、毒気たっぷりのユーモアや皮肉を交えながら、刺激とスリル満点に描く。女王の孤独と悲哀を絶妙の味わいで演じ切ったイギリスの個性派女優O・コールマンが、第91回アカデミー主演女優賞をはじめ、世界中のさまざまな主演女優賞を独占受賞したほか、女王の寵愛を得ようと相争うE・ストーンとR・ワイズの火花散る演技対決も話題を呼んだ。
07 『ダークナイト』/映画の世界に思い切りダイブ!名場面しかない傑作映画
「おすすめコメントかぁ。これはもう、だって…イイですもん(笑)」。

映画館で観て、DVDも何度も観ているというエリーさん。お気に入りのシーンは?というと、「全てのシーンが見どころ!」だそう。

「クリストファー・ノーランの作品はすごく好きで、彼の作品は全部映画館で観ようって決めているのですが、この作品についてはもう、“だっていいもんね”の一言しかないです!(笑)。それほどに傑作。すごくいい意味で言いますが、彼の映画は“ずっと予告編”って感じですよね。予告編には、その映画の名場面を詰め込むじゃないですか。ところが『ダークナイト』では、最初から最後までがず〜っと名シーン」。

また、悪役の「ジョーカー」の存在が、本作には欠かせないという。

「ヒース・レジャー、本当に素敵。極悪非道なジョーカーだけど、どこか惹かれてしまう魅力があるんです。これほど、“簡単に死んで欲しくない”って思う悪役に出会えるのはすごいことですよね。彼の存在含め、『ダークナイト』はその世界観にどっぷり浸れる映画。現実世界を忘れたいときにどうぞ(笑)。別世界に、思いっきりダイブしてください」。
<作品情報>
『ダークナイト』:8月8日(土)午後5:30〜
闇のヒーロー・バットマンの活躍をC・ノーラン監督が描いた3部作の第2作。バットマンと異常犯罪者ジョーカーが繰り広げるバトルを、アクション満載で濃密に描いた傑作。迫力のアクションを満載しているが、真の見ものはヒース・レジャーが熱演した悪役ジョーカー。本作完成前に急逝したレジャーは、アカデミー助演男優賞に輝いた。
豊田エリーさんにとって、映画とは?
豊田エリーさんの、「夏に観てほしい、偏愛映画7選」いかがでしたか?
エリーさんは、お皿を洗うときや洗濯物を畳むときなど、家事の間はずっと映画を観ているそうです。

「映画を観たいから、家の中をうろちょろして、家事を探すくらい(笑)。家事をしている間は映画を観ていいというマイルールなので、観る映画が決まらないと家事ができないんです(笑)。映画がない生活は…考えられないですね。1日1本ペースで1ヶ月30本ぐらいは観てるかな?」。
そんなエリーさんがWOWOWに加入したのは、いまから6年ぐらい前だといいます。「WOWOWには、最初はアカデミー賞の放送目当て加入したのですが、今はオンデマンドで映画をよく観ています。身構えずに映画を観るスタイルなので、常にテレビで流せたり、好きな時に好きなデバイスで観られるというのは本当に嬉しい。いつもお世話になっています(笑)。過去の名作に大作、最近の作品に演劇と幅広い作品が観られるのが魅力ですね」。

WOWOWで放送されるアカデミー賞の授賞式は、今では一年の楽しみになっているのだとか。「『パラサイト』が受賞した時なんて、家族で大盛り上がり!これからも、WOWOWと一緒に、映画生活を楽しみたいと思います」。

この夏は、エリーさんがオススメする映画を観て、お家時間を楽しみましょう!
Profile
豊田エリー/女優・モデル。1989年1月14日生まれ。テレビや映画、舞台、雑誌、CMなど多方面で活躍中。趣味は映画やアート鑑賞、写真、旅行など。近作は映画「タロウのバカ」(19)。WOWOW加入歴は6年ほど。


取材・文/杉嶋未来、antenna* 写真/笹野忠和