Empty
10618682 full 01e19dc3 a106 4c50 9eea b7894e5c7da1
どんなに辛いことがあっても、捨てずに、向き合う。人生が彩られていく。
才色健美~強く、そして美しく〜 with Number
2020.05.22 22:30
俳優・田辺誠一さんが番組ナビゲーターを務め、ゲストの「美学」=信念、強さ、美しさの秘密を紐解き、そこから浮かびあがる「人生のヒント」を届ける、スポーツグラフィックマガジン「Number」と企画協力したドキュメンタリー&インタビュー番組『SHISEIDO presents才色健美 ~強く、そして美しく~ with Number』(BS朝日、毎週金曜22:00~22:24)。5月22日の放送は、元フィギュアスケート選手の浅田舞さん、円盤投とハンマー投の選手として活躍した室伏由佳さん、アルティメット日本代表の田村友絵さんのエピソードをプレーバック。3人の輝きの秘密に迫った。
■辛いことを捨てずに向き合うことで、人生は彩られていく
10618682 qfzabqfm full 48b1c29a 7aca 4c31 92f5 387e86139d7b
3歳の頃からクラシックバレエを習い、小学2年生でフィギュアスケートを始めた浅田さんにとって、表現することは日常の一部。31歳になった今は、社交ダンスに夢中だ。先生から「手足が長いので立っているだけで絵になる」と褒められた浅田さんは「自分の努力によるものではないので、お父さんとお母さんに感謝です。でも、それをどう生かすかですよね。できるところまではやってみたいです」と意気込む。
チャレンジ精神が人一倍旺盛で、「挑戦し続ける人生でありたい」と語る浅田さんにとっては、挫折も珍しくないこと。浅田さんは「スポーツだけではなく、プライベートでも挫折することは何度もありました。でも、その度に乗り越えてきました。どんなに辛いことがあっても、投げ捨てずに向き合うことで、人生は彩られていくと思うんです」と訴えた。
フィギュアスケートでは妹の真央さんと比較され続け、心が離れてしまった時期もあったが、今では感謝しているという。「妹がいたから極限のところまでフィギュアスケートを続けられました。途中で挫折したこともありましたが、もし妹がいなかったら、その挫折に食らいつけなかった。たぶん習い事で終わっていたと思うんです」
10618682 fckuadti full 8354c8fc 6549 4672 aa6b d4b69aa6406c
諦めずにチャンレジした先には、いつもかけがえのない宝物があった。2017年には真央さんとアイスショーに参加。浅田さんは、そのときの写真を手に、「素でこの瞬間を満喫していましたね。純粋に心から楽しめました」と、嬉しそうに笑った。
■誰と一緒にその時代を過ごすのか
10618682 vjvxnsha full 3274eb71 4c91 4a6f bac2 f46f1c87d621
室伏さんがオリンピックに4度出場した父・重信さんと同じ投擲競技の道に進んだのは、高校時代のこと。当時、女子ハンマー投の選手として、大きな期待を背負っていた室伏さんだったが、「父がすごい選手だったので、その子供もさぞかしすごい選手になるだろうという周りからの期待はかなりありましたね。正直、それが疎ましいというか、プレッシャーでもありました」と告白する。
人から見られる自分と本来の自分がかけ離れていき、結果として練習にも身が入らなかったという。そんな室伏さんのターニングポイントになったのは、父が勤める体育系の大学への進学だった。「大学の生徒の90%以上がアスリートだったんですよ。インターハイで優勝した人や、国際大会に出場した人が当たり前にいる世界。自分は何も残さずに入学してしまったと後悔しまして、そこで“カチッ”とスイッチが入ったんです」。
10618682 knolmnia full f90effa2 e1da 4ae5 bc14 84ba42dcbe61
そこからはトレーニングの毎日。ジャージで大学へ行き、授業を受けた後は、グラウンドに直行した。ハードな練習が実を結び、女子円盤投では日本選手権10連覇を達成。今思うのは、“環境が人を作る”ということ。室伏さんは「誰と一緒にその時代を過ごすかが、とても大事だと知ったんです。そういう意味では、私はとても恵まれていましたね」と振り返った。
■正しいものが確立されていない世界を、開拓していく
10618682 fodjhlca full 2084825c e511 45df a26b 2272b572ee7b
フラングディスクをパスでつなぎ、相手のエンドゾーンを目指す競技・アルティメットの日本代表を務める田村さんは、競技の魅力を「自分で作っていけるところです」と語る。日本では競技者人口も少なく、まだまだこれからのスポーツ。田村さんは「戦略も練習方法も、これが正しいというものが確立されていません。そこを開拓していくのはすごく楽しいですね」と声を弾ませる。
自身のSNSでは、プライベートの写真など、アルティメット以外の情報も発信中。開拓者だからこそ、競技の普及にも力を入れている。「こんな人がやっているんだと知ってもらうことで、少しでも競技に興味を持ってもらおうと思っています。日本代表になって、その意識はさらに強くなりました」。
10618682 cxuxiniw full 26c4d0ed 00ee 431b 90ce edd794fb6ea1
アルティメットを引っ張る立場になったことで、自分を信じる覚悟もできた。目指すは、2028年のロンドンオリンピックと、日本でのアルティメットのプロリーグ化。田村さんは「先頭に立つことで、いろんな障害もあると思うんですけど、そんなときこそ、勇気を持って一歩踏み出すことが大事だと感じています。しっかり芯を持って、前に進んでいきたいと思います」と力強く宣言した。
10618682 eprtqzrb full bed39471 5e5c 4a34 9e65 ba0067383841
5月29日の放送は、「レジェンド ☓ 美学」と題して、伊達公子さん、有森裕子さん、岡崎朋美さんが登場する。