[ラディッシュの簡単栽培]プランターで育てて1カ月で収穫!
VEGEDAY
2020.02.12 10:36
二十日大根とも呼ばれるラディッシュは、その名の通り、種まきから1カ月ほどで収穫できます。比較的、害虫に強く、家庭菜園初心者にもおすすめできる育てやすい野菜です。
準備するもの
ラディッシュの種
プランター(深さ15cm以上の長方形)
野菜用培養土
鉢底石
移植ごて(小型の園芸用シャベル)
化成肥料
じょうろ
園芸用ハサミ
種まきの準備
ラディッシュの発芽適温は15~25℃、生育適温は15~20℃と涼しい気候を好むので、種まきは、春か秋に行います。
ラディッシュの種は形が整った、大きめのものを選びましょう。
種まき
よく洗ったプランターに鉢底石を敷き、培養土を入れます。その際、ぎゅうぎゅうと押し込まず、軽くプランターの側面を叩き、土を落ち着かせるようにします。
種まきはすじまきか、ばらまきで行います。すじまきの場合は、深さ1cm程度の溝を作り、その溝に1cm間隔で種をまきます。まいたら、両側から指でつまむように土をかけ、手で軽く押さえます。ばらまきの場合は、1~2cm間隔を目安に土全体にパラパラと均一にまき、すじまきと同様に土をかけます。
種まきの後は、プランターの底から水が流れるくらい、十分な水やりをします。発芽前に種が乾かないように注意しましょう。
プランターは、日当たりの良い場所に置きましょう。
すじまきで種をまいたら、両側から指でつまむように土をかける
最初の間引きと土寄せ
双葉が開いたら、約3cm間隔に間引きます。勢いのあるものを残し、生育の悪い芽を隣の葉と触れ合わない程度に間引きましょう。間引いた後は、残った苗の左右から土を寄せて倒れるのを防ぎます。
双葉が開いたら約3cm間隔になるように芽を間引く
2回目の間引きと追肥
最初の間引きから1週間ほどで本葉が2、3枚になったら、約6cm間隔に再び間引きをします。間引き後は、固形の化学肥料10g程度をまき、苗の左右から土寄せします。
水やりのタイミング
ラディッシュは過湿の状態が続くと生長が悪くなります。そのため水やりは、土の表面が乾いたタイミングで、たっぷりと行いましょう。
収穫
種まきから27~30日をめどに、本葉が6、7枚、根の直径が2~3cmになったものから収穫します。土の上に出た根がふくらんできたら収穫のタイミングです。葉のつけ根をつまんで引き抜きます。
収穫があまり遅くなると実の表面が割れたり、実の中にス(※)が入ったりしてしまうので、おいしい収穫時期を逃さないようにしましょう。

スとは、成長しすぎなどが原因で、内部が割れてできてしまった空間(亀裂)のこと。
害虫予防のコツ
害虫に強い品種ですが、暖かくなるとコナガやモンシロチョウが卵を産みに来るので、防虫ネットをかけて虫の侵入を防ぎましょう。
夏場は風通しを良くし、半日陰に置いて病気の発生を抑えます。
最後に
ぷっくりと育ったラディッシュをサラダや漬け物などで食べてみてください。藤田 智さんプロフィール
藤田 智
藤田 智
恵泉女学園大学 教授
1959年秋田県湯沢市生まれ。宮澤賢治に憧れ、岩手大学農学部に入学し、同大学院修了。向中野学園高校教員、恵泉女学園園芸短期大学助教授を経て、現職。専門は、園芸学、野菜園芸学。野菜栽培に関連する著書は130冊を超え、「NHK 趣味の園芸 やさいの時間」や日本テレビ「世界一受けたい授業」などのTVにも多数出演する。家庭菜園や市民農園の指導、普及活動を通じて、野菜づくりの楽しさを広げる取り組みを行っている。/藤田 智さんプロフィール
最終更新:2020.02.12
文:アーク・コミュニケーションズ
写真(撮影):谷山真一郎
監修:藤田智、カゴメ
参考文献:
『ベランダですぐ始められるコンテナで野菜づくり』藤田智著(日本文芸社)
『野菜とハーブのプランター菜園』藤田智監修(ブティック社)

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